私はアニオタであり、ほざろが好きです。ぼざろアンチではありません。アニメ業界の人間でもありません。好きだからこそのお気持ち表明文です。映画としてReReはダメというだけです。1個人の意見として読んで、どうぞ。
さて、土曜日にぼざろReReを観に行きました。
開口一番に申し上げると、つまらなかった。これに尽きます。
新規カットは良かった、OPも良かった、アジカンリスペクトも上々、エピグラフは虹夏のヤバさを認識、喜多ちゃん成分増量...本当にいいところはこれだけです。
悪い面は一言で言えば「総集できていないから」です。
Reのように、7話をバッサリカットするような構成だと思っていたら、ほぼノーカットで9話から12話まで構成してきたわけです。あっと言わせるエピソードカットもなければ新規エピソードもない、あるのは既存に毛が生えた程度。
映画館で曲が聴ける嬉しさを消し飛ばされ、家でも見れるクオリティのものをお出しされて腹すら立っていました。
Reは観ていて爽快で気持ち良かったです。総集もキッチリできていましたし。ただReReは…という。
こんなの、2期放映前にTVで流すぐらいのクオリティですよ。1500円(前売り券)が無駄になったと思わせるというのは相当酷いです。
前売り券があと4回分残っていますが、特典に目を引かれず舞台挨拶が当たらない限り観に行きたくありません。たとえ6000円が紙切れになろうともです。映画館に行って観る苦痛より紙切れになる方がマシですよ。
尺も77分と短めでした。前編は92分だったんですがね。どうしてこうなったんでしょう。
本当なら後編も4話をもうちょっと圧縮して新規エピソードを入れようとしたものの、時間が無くて断念して、尺を延ばし切っても77分が限界だったら笑ってしまいます。前編の公開は春となっていたのが6/7になっていましたし、ギリギリまで粘れてあの日になったのかもしれません。
なぜ、延ばせて6月だったのかも妄想してみました。理由として、舞台とライブツアーがあるからです。9月第2週目は、東京で舞台、大阪でライブ、前編と同じく第5週までやるのであれば全国で映画上映というトリプルパンチになっています。
事実として、劇場総集編はライブ恒星直前に決まったらしく、この時点で歯車が狂っていたのではないでしょうか。舞台の話は元からあったはずで、前篇を23年夏、後編を24年春で想定していたのが、恒星の直前で舞台の後編が24年秋にずれ込むことが発覚し、急遽総集編となったのではないか?と思えてしまいます。
時系列で追うと、
リリースツアー、イベント、ライブ、舞台は既定路線だった
しかし、舞台だけ史実通りの時期になる
一旦劇場総集編でお茶を濁すことに
恒星のウケが良かったのでライブツアー決定
劇場総集編は前後編になってしまった
制作も遅延
各方面に24年の春夏にやると言ってしまって動いていただいていた手前、前編で粘ったうえに後編も公開時期遅延
舞台とReReの上映時期が被るレベルになってしまい、Reの完成期限は史実の公開日前月の5月中旬ぐらいまで
運悪くZepp大阪のライブが9/8になってしまう
となります。こじつけですが、舞台の遅延がすべての引き金だった説です。
つまり、「舞台が遅延しなければ7月と8月にライブツアーをできたし、総集編はやらなかった。穴埋めに総集編をやった結果、ReReはひどい出来になった。舞台が遅延しなければライブツアーの時に総集編or2期の情報を出せたのに。慌ただしく総集編を作ったせいで、本当は新エピソードを入れたかったけど新カットと新OP、新曲を差し込んだだけになってしまい、ReReにいたっては総集する暇すら無かったから適当になってしまった」です。しかも、齋藤監督はフリーレンで忙しかったうえに、けろりらさんも多忙だったらしいという情報から、すでにリソースがパンク寸前だった制作現場だったのではないでしょうか。
今回の総集編で、2期に費やせるリソースを1年以上減らしてしまったことでしょう。2期は来年どころの話じゃなくなった印象を抱かざるを得ません。確かにReは面白かったです。新カットだとかエピグラフが出されたのも良かったです。総集編自体、やるべきではありませんでしたが。
今後のぼざろが歩む未来、見ていきたいです。
8/13追記
18日の舞台挨拶に当選しました。はせみさん水野さんペアです。内容のせいで本当に行きたくありませんが、中の人を見たいので頑張って行こうと思います。24日も申し込みましたが、当たる至らない以前に行けなくなってしまったので申し込みを取り消しました。依頼されて買えなかったグッズもついでに揃えられたらなと思います。
8/19追記
無事に舞台挨拶へ出向けました。見直しという意味で観たので内容の評価は変わりません。グッズは全て揃いました。
はせみさんが台本を新幹線?に忘れたという話が印象的でした。まさかの下手側一般客入口から入退場でしたので拍子抜けでした。通路を通ってバックヤードに引っ込んだんでしょうが、急いでバックヤードに行ったと思うと面白いですね。
同日によぴさんはオーバーロード?の舞台挨拶に出演していたようです。お忙しい…。
先述の通り、特典に目を惹かれなければ3度目の鑑賞はありません。いくらぼざろが好きでも面白いと擁護できないのがReReです。
では。