2024年8月11日日曜日

ぼざろReReへの批評と考察

私はアニオタであり、ほざろが好きです。ぼざろアンチではありません。アニメ業界の人間でもありません。好きだからこそのお気持ち表明文です。映画としてReReはダメというだけです。1個人の意見として読んで、どうぞ。

さて、土曜日にぼざろReReを観に行きました。
開口一番に申し上げると、つまらなかった。これに尽きます。

新規カットは良かった、OPも良かった、アジカンリスペクトも上々、エピグラフは虹夏のヤバさを認識、喜多ちゃん成分増量...本当にいいところはこれだけです。

悪い面は一言で言えば「総集できていないから」です。
Reのように、7話をバッサリカットするような構成だと思っていたら、ほぼノーカットで9話から12話まで構成してきたわけです。あっと言わせるエピソードカットもなければ新規エピソードもない、あるのは既存に毛が生えた程度。
映画館で曲が聴ける嬉しさを消し飛ばされ、家でも見れるクオリティのものをお出しされて腹すら立っていました。
Reは観ていて爽快で気持ち良かったです。総集もキッチリできていましたし。ただReReは…という。

こんなの、2期放映前にTVで流すぐらいのクオリティですよ。1500円(前売り券)が無駄になったと思わせるというのは相当酷いです。
前売り券があと4回分残っていますが、特典に目を引かれず舞台挨拶が当たらない限り観に行きたくありません。たとえ6000円が紙切れになろうともです。映画館に行って観る苦痛より紙切れになる方がマシですよ。

尺も77分と短めでした。前編は92分だったんですがね。どうしてこうなったんでしょう。
本当なら後編も4話をもうちょっと圧縮して新規エピソードを入れようとしたものの、時間が無くて断念して、尺を延ばし切っても77分が限界だったら笑ってしまいます。前編の公開は春となっていたのが6/7になっていましたし、ギリギリまで粘れてあの日になったのかもしれません。
なぜ、延ばせて6月だったのかも妄想してみました。理由として、舞台とライブツアーがあるからです。9月第2週目は、東京で舞台、大阪でライブ、前編と同じく第5週までやるのであれば全国で映画上映というトリプルパンチになっています。
事実として、劇場総集編はライブ恒星直前に決まったらしく、この時点で歯車が狂っていたのではないでしょうか。舞台の話は元からあったはずで、前篇を23年夏、後編を24年春で想定していたのが、恒星の直前で舞台の後編が24年秋にずれ込むことが発覚し、急遽総集編となったのではないか?と思えてしまいます。
時系列で追うと、
リリースツアー、イベント、ライブ、舞台は既定路線だった
しかし、舞台だけ史実通りの時期になる
一旦劇場総集編でお茶を濁すことに
恒星のウケが良かったのでライブツアー決定
劇場総集編は前後編になってしまった
制作も遅延
各方面に24年の春夏にやると言ってしまって動いていただいていた手前、前編で粘ったうえに後編も公開時期遅延
舞台とReReの上映時期が被るレベルになってしまい、Reの完成期限は史実の公開日前月の5月中旬ぐらいまで
運悪くZepp大阪のライブが9/8になってしまう
となります。こじつけですが、舞台の遅延がすべての引き金だった説です。

つまり、「舞台が遅延しなければ7月と8月にライブツアーをできたし、総集編はやらなかった。穴埋めに総集編をやった結果、ReReはひどい出来になった。舞台が遅延しなければライブツアーの時に総集編or2期の情報を出せたのに。慌ただしく総集編を作ったせいで、本当は新エピソードを入れたかったけど新カットと新OP、新曲を差し込んだだけになってしまい、ReReにいたっては総集する暇すら無かったから適当になってしまった」です。しかも、齋藤監督はフリーレンで忙しかったうえに、けろりらさんも多忙だったらしいという情報から、すでにリソースがパンク寸前だった制作現場だったのではないでしょうか。

今回の総集編で、2期に費やせるリソースを1年以上減らしてしまったことでしょう。2期は来年どころの話じゃなくなった印象を抱かざるを得ません。確かにReは面白かったです。新カットだとかエピグラフが出されたのも良かったです。総集編自体、やるべきではありませんでしたが。

今後のぼざろが歩む未来、見ていきたいです。

8/13追記
18日の舞台挨拶に当選しました。はせみさん水野さんペアです。内容のせいで本当に行きたくありませんが、中の人を見たいので頑張って行こうと思います。24日も申し込みましたが、当たる至らない以前に行けなくなってしまったので申し込みを取り消しました。依頼されて買えなかったグッズもついでに揃えられたらなと思います。

8/19追記
無事に舞台挨拶へ出向けました。見直しという意味で観たので内容の評価は変わりません。グッズは全て揃いました。
はせみさんが台本を新幹線?に忘れたという話が印象的でした。まさかの下手側一般客入口から入退場でしたので拍子抜けでした。通路を通ってバックヤードに引っ込んだんでしょうが、急いでバックヤードに行ったと思うと面白いですね。
同日によぴさんはオーバーロード?の舞台挨拶に出演していたようです。お忙しい…。
先述の通り、特典に目を惹かれなければ3度目の鑑賞はありません。いくらぼざろが好きでも面白いと擁護できないのがReReです。

では。

2024年8月3日土曜日

内輪ノリ、オタクがやると状況によっては引かれる件

ちょっとばかり内輪ノリ?内輪ネタ?に関する話をTwitterでしました。私の考えを明確にするため書きます。

私は重度のアニオタです。アニメを追いかける戦士です。鉄道マニアでもあり、撮り鉄による迷惑行為で「撮り鉄も鉄道マニアは悪。全員捕まえろ」といった書き込みを見てきました。
一部の人のせいと言えばそれまでですが、世間の印象なんてそんなものです。
撮り鉄、とりわけ鉄道マニアというだけで嫌われるという現実(私は経験がありませんが)だってあると思います。
これを皆さんの好きなものに置き換えて考えてみましょう。

「○○ファンは悪。全員捕まえろ」←こんな風に言われる世界、嫌じゃありませんか?
他界隈がいる場で内輪ノリを持ち込んで悪い印象を与えた結果、悪い印象がじわじわと広まって行くとは思いませんか?

ぶっちゃけ、内輪ノリをやるなとは思いません。曲に歌詞に合わせた合唱だって手拍子だって内輪ノリっちゃ内輪ノリです。ただ、一部で盛り上がって外野からしたら寒気すら覚える内輪ノリというのをやるべきではないのです。

ここで内輪ノリに達する流れを考えてみました。
➀この音楽グループA面白いな
➁ラジオやってるから聴いてみよう
③曲Bの話だ。お!ここのちょけた踊るくだり面白い!
④音楽グループA界隈で話題になる
ここまでは別にどこのファンでもあるので別にいいんです。問題はここからです。

パターンA
➀音楽グループAが他アーティストも出る音楽フェスに出ることになる
②セトリ予想が始まる
③もし曲Bをやることになったら、生放送にて曲Bで演者がやってたちょけるくだりをやろうと声を上げる人が出始める
④フェス当日、現地組が実際にそのくだりをやる
⑤他アーティストのファンドン引き
⑥SNSに書き込まれてプチ炎上

パターンB
➀音楽グループAが単独ライブを行うことになる
②セトリ予想が始まる
③もし曲Bをやることになったら生放送にて曲Bで演者がやってたちょけるくだりをやろうと声を上げる人が出始める
④ライブ当日、現地組が実際にそのくだりをやる
⑤同じ音楽グループAファンしかいないので大盛り上がり
⑥SNS上の音楽グループA界隈で感想が流れる

さて!読んでいる皆さん!印象が良いのはどちらですか?

Aを選ぶ人はいないでしょう。Bの方が多数派のはずです。
パターンAにて「まあまあ、楽しいからいいじゃないか!一緒ににやろうぜ!」と思う人もいるでしょう。ただ待ってほしい、よく考えてほしいです。

一般人向けのアーティストのファンであれば上記のように内輪ノリをフェスで一緒ににやろうぜ!はいいと思うんです。軽いノリでフットワークも軽いので。

オタク向けのアーティストのファンが内輪ノリをフェスでやろうは、ちょっと違うと思うんです。
普段は陰気だけど好きなアーティストのためなら命を懸けて応援するという思考がオタクの性です。軽いノリとかそういう次元じゃありません。とにかく目的に対して死ぬ気で食らいつくんです。
ここにフットワークが軽いオタク向けアーティストにハマった一般人が、フェスにてラジオでやっていたちょけるくだりをやろうと言い出します。さて、どうなると思いますか?
オタクにとって好きなアーティストや趣味は命です。何にも代えがたい存在、神です。
その神がやっていたちょけるくだりを実際にやれるのだからノリノリで実行します。それこそ死ぬ気でやり遂げようとします。
一般人にとってアーティストという存在は休日の息抜きのための娯楽だと思います。しかし、オタクにとっては趣味のための休日、趣味のための仕事です。熱意の度合いが違います。
この熱意の暴走をアウェーであるフェスでやってしまうと、本当に引かれます。一般人の「俺達は楽しんでる」はオタクにとっては「俺達は楽しんでるぜえー!!!!!!!イエエエエエエエエエエエエエエイ!!!!!!!!!!!!」レベルで違うと思います。
もはや想像を超える盛り上がりです。一般人向けアーティストのファンの中にオタク向けアーティストのファンが放り込まれると、熱意の差で引かれてしまう気がします。
もちろん、熱意を制御できるオタクもいますので誤解なきよう。

「オタク差別だ」と思う人はこちらをよく読んでください。
例えオタクであるうと、熱意の差や内輪ノリで空気を壊すのは絶対にダメです。
単独ライブや同じ趣味で知り合った人同士だったら、生放送などで繰り広げられたくだりはやっていいんです。同じグループが好きなファンしかいませんので。ただフェスはある程度セーブしないといけません。
もしかしたら他アーティストのファンはセーブしてくれているかもしれません。その善意に、フェスに行くオタクは応える必要があります。
オタク向けアーティストにハマっている一般人の方々にも申し上げたいです。オタクの熱意は常識で測れないぐらいに熱いです。軽いノリで何かをやろうとすると数倍以上の熱意で応えてくれます。この熱意の差を考えずにやりたいことを提案してしまうと、「マナーが良くない集団」というレッテルを貼られかねません。演者にとっても悪評は良いものではありません。演者のためにも、ファンはよく考える必要があります。

私はオタクです。アニオタです。鉄道マニアです。好きをはっきりと言えて探究することが好きです。
皆さんの趣味のファンが鉄道マニアにように一括りにされて悪い印象が付いた集団になってほしくありません。そのためにも、リアルでの行動を俯瞰して、より良いファン層を築くべきだと思いました。

結局、長野電鉄8500系置き換え車両はどうなるん?

前回の続きです。長電は8500系を2028年度までに置き換えるとしています。その条件は高く、経年 20 年くらいで18メートル。車体幅2800ミリです。 また、2両から3両に改造しやすい車両を希望としています。先頭車改造といった手間は省きたいように思えます。3000系では片方のク...