前々から規格拡大工事が予算に組み込まれていた岳南電車ですが、富士市の資料で中古車を2連1本と1両を導入することが示されました。京王車ではないことから様々な憶測を呼んでいます。
そんな折、西武譲渡の東急9000系から外されたデハがその譲渡車ではないかと言われています。基本、外されたデハは解体なのですが、2両だけ長津田に残されています。これに先頭車改造を加えるのは可能で、既に実績もあります。
ただ!ちょっと待って欲しい!
西武では101系の263Fという全Mのやべーやつがいますよね。こちらも絡めて以下に提唱します。
1岳南・西武に譲渡するデハに顔を付けてただ単に譲渡(西武組は4両1本)
2車体と新製機器を組んで岳南に譲渡→供出した機器を9000系のグラデ編成のクハへ移植(電装・全M化)
3岳南組は①と同様・西武組は余剰デハの部品をグラデ編成のクハへ移植
いかがでしょうか。マジであり得そうなのは3かなと思います。2についてはあまりにも手間がかかりますし、1は西武的に面倒です。1本だけ取り回しが異なるのは、ね。
というところでデメリットが大きい2つでした。3について詳細をば。
岳南に譲渡するためには先頭車改造は必須です。譲渡対象外とされている赤帯復刻トリオのクハに機器を移植するという方法もありますが、分散クーラーの手前屋根の改造が生じてしまうので不可能です。前述の通り譲渡における先頭車改造は東急テクノシステムではやりがちですから、そこまで難しくないと思います。運転室ブロックや前面の部品は赤帯編成から剥ぎ取れば多少は改造費を落とせるかと。京王重機改造となるとまた話が変わります。
続けて西武サイド。中古車にそこまで手を入れるかという具合ではありますが、ステンレスやアルミ車体が20年しか持たないことはどうも想像できません。南海6000系も60年第一線で走ってきたし、初代7000系という強靭な車両が東急にはいますから。
譲受形式発表の時の約60両という半端な書き方的に、当時は263Fだけ別の置き換え方法を模索していたとしたら、デハ1両脱車の状態で15本、追加でもう1本譲渡するは想像できます。追加分はデハ2両分の電動機器が必須ですが、未解体を含めれば11両も残っているので余裕で足ります。これを赤帯編成の先頭車どれかに移植できればめでたく全M編成の出来上がりです。ただ、1つ問題があります。9000系のデハはユニットを持たない単独の電動車です。先ほども触れたように分散クーラーですから屋根の改造が難しいです。そのため、ユニット化の改造も必要になってしまいます。(ちなみに抜かれたデハにSIVは付いています。)
正直、ここまでぶっ飛んだ芸当をやったら笑ってしまいますが、1両でも多い栄転をお祈りしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿