2025年6月28日土曜日

結局、長野電鉄8500系置き換え車両はどうなるん?

前回の続きです。長電は8500系を2028年度までに置き換えるとしています。その条件は高く、経年20年くらいで18メートル。車体幅2800ミリです。
また、2両から3両に改造しやすい車両を希望としています。先頭車改造といった手間は省きたいように思えます。3000系では片方のクハを電装化しているあたり、できるだけ費用は抑えたいでしょう。

①東急1000系
最有力候補です。3両で18メートル、車体幅2800mmと充分なポテンシャルです。狙い所は機器未更新の編成。6編成と、8500系の編成数とぴったりです。改造も抑速ブレーキの追加とワンマン機器の改良と機器更新ぐらいでしょうか。問題は置き換え時期で、遅くて5年後という可能性。幸いにもチョッパ車の8500系を気にする必要がないため、利害が一致するケースはここくらいでしょう。
2028年に間に合わないかもしれない点も気がかりです。大井町線向けの6020系製造が早いのには、置き換え用の車両をこさえるためだったり?

②南海2000系
大穴ではありますが、狭軌で18m級、車体幅2800mmを満たしているのはもうこいつくらいです。
車齢は1990-1997とのことで、1000系より新しい車両もあります。
17m、2800mm未満と小ぶりですが、
狭軌
急勾配対応
2両
ではあるので、湯田中まで入れます。しかし、
クロスシート
2ドア
全М
3両がない
クロスシートは改造でどうにかなり混雑時の不安があります。4両から1両抜き取ってならできるかもしれませんね。置き換えの話は一切なく、支線に転用されて継続使用の模様で、余剰廃車が出るとは考えられません。

ここからはほとんど可能性がない出物。調べて見たところ20m、車体幅2946mmの2100系が運用されているので20m、2950mmまでは入線可能とも取れます。ここは、長電の(多少のノリで言ったでしょうが)希望に沿って考えます。

③名鉄3700/3100系
置き換え予定なんかありませんが、狭軌と車幅の条件は満たしています。全長は18.9mと微妙に長いですが、台車交換の必要がない20m未満の車両はもう思い当たりません。おまけに6000系や1000系が残っています。

④京急1500形
18mのものの、車体幅2830mm、標準軌という何とも言えない車両ですが、現在進行形で置き換えが進んでいるのは1500形が唯一です。2両、3両は組むのに苦労しない印象です。

⑤阪神1000系
新しすぎますのであり得ません。全長と台車の問題はあり、経年20年という条件には合致するものの、新しすぎる。名鉄同様、非VVVF車が残っていますし、しばらく8000系を新2000系で置き換える流れが続きそうですので、絶対あり得ません。

他にも思い浮んだのは阪急ですが、VVVF改造をしないと出物はありません。3300系がまだ残っているので厳しいと思います。

⑥新型車両
一番お金がかかる最終手段です。自治体も補助の増額を渋るなど想像できます。ただでさえ物価が上昇している昨今。譲渡車に手に入れる方がマシとも思えます。

全国的に見ても、18mVVVF車という出物はほとんどないことが分かります。京急以外の18m規格の大手私鉄は未だ非VVVF車の一掃すら終了していません。地方私鉄は譲渡車ばかりでVVVF車がやっと入り出したレベル。長野電鉄的にはチョッパ車の8500系を置き換えたいわけで、ハードルは相当高いです。VVVF化するほどお金は出せないでしょうし、一番マトモな選択肢は東急1000系かなあと。もっとも、3年後の3月がリミットですので、表に出ていないだけですでに解決していることを願います。

もし、東急1000系の長電行きとなれば、元東京メトロ03系と再び並ぶ光景が再び見れるようになるので、今後の動向に注視していきたいです。

2025年6月27日金曜日

【妄想】9000系置き換え後の東急の車両繰りはどうなる?

ついに6020系50番台がデビューします。そんな折、今後の東急の車両投入の妄想をしたいと思います。
前提として、東急電鉄は車両管理システムが4桁までの対応です。よって、0から9999まででやりくりする必要があります。2000系を改番してまで2020系を入れました。そんなところを含めて書き散らします。一応、2060年まで考えます。

現在、以下の形式が在籍しています。
世田谷線
300系

田園都市線
5000系
2020系

東横線
5050系
5050系4000番台

目黒線
3000系
5080系
3020系

大井町線
9000系
9020系(もと2000系)
6000系
6020系
6020系50番台

池多摩線
1000系
7000系
1000系1500番台

古い順に並べるとこうなります。
9000系
1000系
9020系(もと2000系)
300系
3000系
5000系
5080系
5050系
6000系
7000系
5050系4000番台
2020系
6020系
3020系
6020系50番台

現在の最古参は言われもなく9000系です。9020系とともに6020系50番台へ置き換えが始まっています。一部を除き西武鉄道へ譲渡されます。
適当な考察ですが、大井町線は6000番台に統一したあたりから、数字で使用路線を区別したがっていたら面白いですが、車両繰りについては計画の頭がないので結局めちゃくちゃになりそうです(笑)

そんなところで、これからの車両形式を予想します。
以下がそれです。
世田谷線 3ケタ据え置き
池多摩線 7020系
田園都市線 2代目2000系
目黒線 2代目8000系
東横線 2代目9000系
大井町線 2代目1000系

9000系が粛清されたら次は間違いなく1000系が置き換えられるでしょう。昔のように車両を融通し合う運用は考えられません。よって、路線ごとに数字で区別というのが合理的に思います。
池多摩線には7020系とありますが、2020系シリーズの18m版で7000番台に統一することで無駄に数字を消費せず済みます。製造時期は大井町線導入終了後~2030年代になると思います。ここにて2020系シリーズの製造は打ち止め、となっていくかと。
1000系の最終製造は1992年。トプナンも1988年製造のため、30年代には全廃して行きそうです。長野電鉄譲渡が行われるかは不透明すぎるのでここでは触れません。

そんなところで、2040年代には3000系が置き換え時期になります。ついでに5080系も置き換えちゃう姿が目に見えます。形式は8000系です。満を持して2代目襲名です。
増結、延伸時に増備した編成は?と思うでしょう。ここで、5000系と5050系に組み込んじゃうんです。車幅的に5000系は厳しいかもですが、東急はやりますよ。先頭車はATOの車上子のせいで使い物になりませんので重機の餌行きです。3000系は増結車を除いて解体です。経年中間車を置き換えるのか、10両編成を増やすのかは不明ですが、東横線の10両化が進めば4000番台を増やしながら5000番台を空けていく…となればあり得そうです。こちらの導入時期は2040年から2045年でしょう。また、目黒線は8000番台に統一です。

この置き換えによって、20世紀の鉄道線車両は完全にいなくなりますが、次は5000系を置き換えねばなりません。形式はデフレーションして2000系でいかがでしょうか。番号の重複はご心配なく。田園都市線の5000系は18本までですので、2020系とは被りません。2045年から2050年に導入。

東横線は9000系。東武・西武の9000系はとっくにいなくなっているので大丈夫です。
5050系と4000番台、5000系が置き換わり、4000、5000の番台が空きます。2050年から2055年でいかがでしょう。

ここで、大井町線急行用の6000・6020系が更新時期を迎えます。1000番代が都合よさそうですので1000系です。5両編成導入時には1000系50番台で解決!2055年から2060年の導入です。

2060年代以降は池多摩線への新車導入から始まることでしょう。

世田谷線については、軌道線のために寿命が長いのと、3桁のままで事足りると考え除外しました。

さて、2060年時点の路線別数字はこうなりました。
世田谷線 3ケタ
池多摩線 7
田園都市線 2
目黒線 8
東横線 9
大井町線 1
空き 3・4・5・6

4桁までという制限上、ある程度数字の余裕を作っておかないといけませんが、こんなきっちりした計画、東急にはできません。製造時期も被っていませんが、同時製造もあり得るでしょう。

次は長野電鉄8500系の置き換え車両を考えます。

2025年5月30日金曜日

JR東の発メロ変更が安全に関わる←本気で思ってる?

ちょっと前からこの件には批判しているファンにイライラしていて、発車メロディ変更は安全が~とかいう文言を見つけてついに爆発しました。

昨年から、JR東日本の首都圏エリアで発車メロディが社独自のものに変更され続けています。JRE-IKST、俗称「首都圏シリーズ」ですが、雲を友としてなどの宗次郎メロディが一気に置き換えられた2005年を思い出す人も多いと思います。今回の変更は、特定の楽曲とかではなく、塩塚博さん作曲のものを含めてであり、大きな転換期といえる出来事です。

鉄道ファンからは変えてほしくなかった、JR東許さんとかお気持ちが多々表明されていますが、不愉快極まりないですね。初乗り200円未満の運賃を払うだけで聴かせていただいていて録音もさせていただいている立場だというのに。JR東日本の私有地なんですから、何したって文句言えないわけです。
同じ曲とか嫌というのもありますけど、何駅も連続で同曲が使われていた路線(武蔵野線、宇都宮線黒磯エリア、根岸線など)、雲を友としてが東京中で使われていたのを知ってて言っているんですか?
素人くさくて聴きにくい?そんな熱心に聴いているのは我々鉄道マニアくらいですよ。
中でも鼻で笑ったのが、度重なる重大インシデントが発生している現状にかこつけて、「発車メロディ変更を含めてJR東日本は顧客と対話することを放棄している」というもの。

いやいや、それは無理あるって(笑)

鼻で笑えるどころか気持ち悪い。このお気持ちのヤバいところは事実と感情が混ざっているところです。重大インシデントなんかどうでもよくて、「発車メロディが変更されたことが重要で許せない」と言っているようなもの。ここ最近のJR東日本はインシデントが多く、ネガティブな印象が強いためにこういうことを言っちゃうんだと思いますが、ズレている。
なら発車メロディにかまけてないで安全を優先するべきだって?後ほど触れるのでお待ちを。

正直、安全に関わらない範囲であれば何やったっていいと思います。みどりの窓口廃止だってやったらいい。発車メロディはそのいい例です。そもそも発車メロディの導入は、ベルが不愉快という苦情があったからメロディにしてみようという経緯があります(マスコミが特集したというところが大きいとも思えますが)。それで導入されたのがYAMAHA謹製のメロディでした。
ベルが事故に繋がるから変えよう!ではなくて不愉快だから変えよう!です。当時は国鉄時代に失われた信頼を取り戻すためと、JR東日本ですら非上場の企業だったので、JRは顧客に寄り添う会社という体面を作る必要もあったんじゃないかと思います。

このことから、発車メロディを変更ても安全に関わらないわけですよ。
発車メロディに起因する事故、増えました?
ホームドアを付けた分安全になりましたよ?
千葉駅は1988年からベルを廃して発車メロディを入れてませんよ?
東急や京急はブザーとベルだけですよ?
降りる駅は車内放送で判断できるでしょ?

国鉄時代の方が断然酷い。
営団に迷惑をかける
ストライキで止まる
列車線に新快速が走れない
高圧的な職員
浅草橋駅に始まる焼き討ち
2倍以上の値上げ
細々とした事故
上尾事件
これに比べたら発車メロディ変更なんてかわいいものですよ。値上げも最小限に抑えていますから。
もちろん、繰り返される重大インシデントについては大問題です。ここまでやらかしていて、次は死亡事故が起きてしまうのではないかというケースばかりです。安全に関わる要素はきちんとしてこそ、顧客との対話です。

さて先ほどの発車メロディにかまけてないで、のくだり。考察を記しますが、発車メロディの変更は使用料の削減という説です。
「使用料のためにそこまでするか」という具合ですが、かのJR東日本もコロナを挟んでからも苦しい状況に見受けられます。東海道新幹線で儲けている"あの"JR東海ですらコラボ企画や個室、working車両新設を一生懸命やっています。逆に、JR西日本がまだマシと言えるレベルです。そのくらい、JRグループが追い込まれている感じがします。
「鉄道が本業なのに適当にやっている」というのは誤りで、路線や車両の維持管理をある程度抑えなければいけないくらいに厳しい状況というのが正確なところだと思っています。人手は足りない(JRのせいではない)、ベテランが一斉にいなくなる(これは国鉄が悪い)、コロナで車両の投入計画も白紙になるなど、ない袖は振れぬ状態なんですから、発車メロディくらい変更したっていいじゃありませんか。何度も言うように、安全は最優先するべきものです。ならばこの厳しい時代、安全第一を引き換えにサービスが低下したって仕方ないでしょう。不必要な経費や要素は排除して、生き残るために不動産といった副業をやるしかないんです。極論を言ってしまうと、「鉄道は儲からないことにコロナを挟んで気付いてしまったから」でしょうが…。

そもそも、JRに私鉄レベルのサービスを求めちゃだめなんですよ。JRは、需要がなくても路線を維持せねばなりません。例えば山越え路線とか。頭を下げてもお金を出してくれない自治体だってあるわけでね。
一方、私鉄沿線は発展していますし、山越えもしません。規模もそこまで大きくないので、特定地域に密着した運営ができます。まあ、近鉄、東武は規模的にJRに近い対応を取らざる負えないでしょうが。そんなあたりから、使用料ですら削減したいのではないですかね。

ここからはご当地メロディの変更について。
数日前、桜木町駅で使われていた"線路は続くよどこまでも"が首都圏シリーズに置き換えられました。初代横浜駅という由緒正しい駅が首都圏シリーズに変更されるのは想定外でした。ご当地が変更された初めての事例だったからです。
これについても考察がありまして、"JR自身が変更""自治体、企業、団体などの請願で変更"の2通りがあると思われます。
桜木町駅の例で言いますと、"線路は続くよどこまでも"は、桜木町駅100周年企画の一環で2015年に変更されたそうです。この企画の主催は管轄の支社だったみたいで、"JR東日本単独で"変更した感じがあります。JR東日本が勝手に変えたなら請願元に根回しする必要だってありません。
お隣の関内駅はDenaベイスターズ本拠地、横浜スタジアム最寄り駅のため、2011年から熱き星たちよに変更されました。こちらは周りの駅が変更される中でも継続して使用しています。おそらく、外部から請願があって変更したものだから、根回ししなければ変更できないのではないでしょうか。JR東日本がめんどくさがっているか、契約書面的に変更するなという取り決めになっている可能性があります。
ここがご当地の分かれ道で、桜木町駅のようにJR東日本独自の判断で変更した駅は置き換わりますし、関内駅のような外部からの請願で変更された駅は少なくともワンマン化までは残ると思います。

しかし、ワンマン化での使用停止には抗えないと思います。契約書面がどうなっているかは知りませんが、「"駅側のスイッチを扱う"場合はご当地メロディを鳴動させるが、"駅側のスイッチを扱わない"場合はご当地メロディを鳴動させないものとする」という文言であったとします。これだとワンマン化で発車メロディを"車両側で"扱う場合の契約がなされていないんです。つまり、JR東日本の判断で使用を停止するのは自由となります。「"駅側の"スイッチを扱わない場合は"車両側で"スイッチを扱った際にご当地メロディを鳴動させるようシステムを改修する」という文言があればワンチャンあったかもですね(JR東日本側が改修できないと突っぱねたか、請願元からワンマン化後の対応の相談がなかった可能性もある)。
南武線の発車メロディは上記の文言がなかったばかりに全駅使用停止と相成ったなら、誰もJR東日本を止められません。

ここまでつらつら書いてきましたが、発車メロディ変更が安全に関わりますか?発車メロディなんて契約書面でめちゃくちゃにできるんですよ。安全だから流す、とかじゃないです。強いて言えば、駆け込み乗車防止という観点で言うと安全でしょうが、ベルでも変わらないし、鳴ったら急ぐ→駆け込み乗車になるわけですので意味がなくなります。スピーカーにマイクを当てて録音する行為を撲滅しようとして、人によってはあんな聴きにくいものにしていたらとんだ茶番ですね。

関係ないことまで持ち出してJR東日本に文句を言うことで恨みつらみを発散するくらいなら、高いお金を払ってでもCDを買ってはどうでしょう(霧龍は買いました)。全部は集まりませんので、録りに行けば良いし、行けなかったら諦めろ、と。行く気もない、買う気もない(経済状況が悪い、家族に禁止されているは別)のであれば、発車メロディへの思い入れなんて所詮そんなものです。

安全に関わる、関わらないという分別が付けられるようになってから批判するべきです。それができないなら鉄道マニアとしては三流以下なので名乗るのを辞めていただきたいです。
勘違いしてほしくないですが、JR東日本が正しいとは思いません。桜木町駅の変更は感情論で言えばよくも変えてくれたなと思います。

発車メロディは変えてもいいからインシデントはこれ以上やめてくれ。

2025年1月17日金曜日

稗田寧々さんが失言した件

声優界隈は前田佳織里さんの彼氏疑惑&水素ゼリーで賑わっていますが、稗田寧々さんの失言はほとんど触れられていません。彼氏疑惑より失言のほうが問題ありだと思うんですが、人気声優か否かで決まるものなんですかね。
→ガチでそうっぽいです。稗田さんに比べて前田さんの方がフォロー3倍フォロワー8倍という大差です。
しかも稗田さんのデビューは2016年と前田さんの一年先輩にあたります。キャリアはそこまで変わらないのにここまで差がついているのはかわいそうです。

そんな稗田寧々さんですが、1月12日のインスタにて「写真集出すご予定は?」という質問に、
「ないよ!水着も着ないよ!女性声優に脱衣だ谷間開示だ求める層がいらっしゃるけど、私は不特定多数からの性的搾取めちゃくちゃ嫌な人間なので、あくまで私はね、そんな素晴らしいプロモーションでもないしさ、そこまで露出しないフォトブックとか良いなとおもう!」と答えてしまいました。
ちなみに、原文には顔文字もありましたが言い回しは変えていません。真偽を知りたい方は「稗田寧々 性的搾取」で検索してみてください。なお、目に入った書き込みが声優界隈の総意ではありませんので誤解なきよう。
前提として、水着を着ようが着まいが、写真集を出さないで演技に集中するなど、どんな活躍をしようと声優本人の意思が優先されています。性的搾取という単語については議論の別れる話ですし、心の中でどう思ったとしても自由です。ただ、今回の場合では声優が声優の不利益になるような行動は慎むべきという立場です。

この発言、プロとして問題です。
ただの写真集を出す質問なのに反論じみた返答も、関係ないことも含めた答え方もお粗末すぎます。プロモーションという単語はプロポーションが正しいし、劣等感すら感じられる文面です。
ならばどう返答するべきだったか?
「ないよ!出すとしても水着は着ないよ!」
これだけで良かった。質問したファンもまさか1を10で返されたうえに、トゲがある言い方だとは思いもしなかったでしょう。
それに、谷間開示(私は初耳)や性的搾取は特定の界隈でしか聞かない言葉です。こんな言葉で返されたらファンであっても印象がよくありませんよね。
また、水着を着て写真を撮る声優もいるのにもかかわらず、性的搾取は嫌いとか言ってしまうのはリスペクトがなさすぎて失礼すぎる話ですし、事務所のイメージにも関わってくる話です。みんな嫌々やっているのかと誤解を与えかねないし、同業者の仕事が減ってしまったらどうするつもりなんでしょうか。
SNSを運用している芸能人は発言に気を遣う必要がありますよね。声優も今や芸能人のような扱いを受ける時代。本音を言ってしまうというのは…と思います。もうSNSは事務所管理にした上で、心象を悪くする書き込みをしないようにするのも手段としては良いのではないかと思います。
まあ、声優をマルチに活躍させる(アイドル売りとも言う)今のやり方は好きではありませんが、それが今のビジネスモデルであるので、どうこう言うつもりはありません。

逆に、本人が見るかもしれないSNSで谷間開示などを書き込む人がいることは問題と言えますが、それ以上に「声優は脱衣だ谷間開示だ求める層の書き込みや性的搾取という単語を声優が知っている」という事実があるのがよろしくないように思います。どういう書き込みをエゴサしているかが丸分かりですからね。SNSに書き込むな、と言ったとて、性悪説が証明できるレベルで治安が悪い場所ですので、いたちごっこになるのがオチです。

稗田さんの今後は不安定なものになるでしょう。今回の件はほとんど話題にならない(厳しいようですが、不人気の裏返しとも言える)ものでしたが、事務所の目に留まった可能性はあります。決まっている役はともかくとして、徐々に役が減らされて干されていく展開が予想できます。声優として9年目に入るにも関わらず、知名度・人気ともに低く(まとめサイトでは誰?知らないという書き込みが散見されました)、隠すべきだった本性も出てしまったわけで、事務所としては厳しい目を向けるケースも考えられるからです。私は稗田さんのファンではありませんが、印象は地の底まで悪くなりました。ここでの印象というのは水着を着ないからでは当然ありません(本人は嫌だと言っていますし写真集も出したくないそうですので出す必要性もない)。ファンに対する接し方や業界に対するリスペクトにおける話です。

声優ファンの皆さんとっては前田さん彼氏疑惑の方が重要(人気もあるし)のように感じますが、個人的にはこのような失言の方が重要だと思います。なぜなら、本性を隠して表に出るのが真のプロだからです。あ、前田さんの件はご本人に非はほとんどないけれど、稗田さんの件は本人のプロ意識の欠如から来たものというのが大きな差です。

品行方正を貫くのは大変ですね。

2024年10月5日土曜日

ぼざろに学ぶ 独特の気持ち悪さを醸し出すファンとは【喜多ちゃんは陰キャ】

全員じゃないけど、ぼざろファンって気持ち悪いと思うんです。

この気持ち悪いは見た目なんかじゃありません。もっと内面の話です。
私が思うぼっち・ざ・ろっくのファン層は3つぐらいの層に分けられます。
1趣味がなくて広く浅くコンテンツを追いかける自称ファン←私が嫌うファン層
2目立った趣味はないが好きといえるコンテンツがあるファン←まだ許せる
3趣味があれば狭く深くコンテンツを追いかけるオタク←尊敬、神

1が嫌いな理由は脳死状態でコンテンツを追いかけている層だからです。「良い・悪い」ではなく「流行り・楽しい」で行動を決める行為が心の底から不愉快だと感じてたりします。ポジティブばかりでつまらない、自分の世界が無い、自力で楽しみを見つけない。実に無常。
個人的に、目的意識が無いのは趣味とは言えないと考えますが、趣味は息抜きだと思うのであれば1みたいな楽しみでも結構でしょう。上記のような目標だって自己満足でしかありませんし。
一言で言えば「どこまで自己満足を突き詰められるか」が趣味の醍醐味といったところではないでしょうか。

話を戻しまして、ファン層別、好みのアニメタイトルを独断と偏見で上げてみます。
1が好きなアニメ→コナン(ライト向けに極振り)、推しの子、ヒロアカ、フリーレン(2かもしれない)
2が好きな以下略→ガルパン、ラブライブ、ぼざろ(2と3の間)、きららアニメ
3が以下略以下略→リコリコ、ガルクラ、チェンソー、呪術2期、魔法少女マジカルデストロイヤー、2.5次元の誘惑、16bitセンセーション

1にタイトルを見て「確かにな」と思ったあなたは2の層です。ようこそアニメの沼へ。
2を見て「これがアニメよね」と思ったあなたは同じく2の層です。楽しんで。いっぱいアニメを観てください。
3を見て「面白かった」と思えれば3の層に入れるまであと少しです。具体的に面白かった点を説明できれば3に入の門が開くでしょう。
例として、「16bitに関しては私が面白かったアニメです。たらればの世界線が恐ろしかったのと、クリエイターの熱意は熱ければ熱いほど最高であるということを表現していたからです」(きっとこれだけでも足りない)
↑の言っている意味が分からない場合は2止まりです。楽しいからここまでの境地に辿り着いてからが3への入り口だと思います。

さてファン層について説明したところで、ぼざろの致命的な問題点について提起してみます。
12と少々の3を引き合わせたのがぼざろで、普通の考えであれば「ファンが多くて良いじゃないか」になるでしょう。当然、間違っているとは思いません。もっと別のところに問題があるからです。それは

観るアニメもアニメの好みも異なる層をごちゃ混ぜにしてしまったから

です。違う考えの人が1人いるだけで喧嘩になるか議論が止まる経験、ありませんか?
ぶつかったときにイチャモンを付けられる経験、ありませんか?
同じことをぼざろもやらかしているんです。

ぼざろ界隈ではRe結束バンドがエモい曲ばかりでガッカリという声が散見されます。
原作も追いかけてるファンは「いや、エモだから今の原作」
分かっているファンは「そりゃあぼっちちゃんが青春を知ったからだろ」
解釈を間違えていないファンは「これは7年目を迎えた結束バンドの曲じゃないか?」
1に近い層は「キャー!エモいエモいエモい!喜多ちゃんいいわあ~!」

ガッカリした人はもうちょっとぼざろを突き詰めて欲しいし、一番下についてはもう論外。
ぼざろだったら何でもいいと思っていそうで寒気がします。

他にもロッキンとかがいい例でしょう。フットワークの軽い陽キャが陰キャを巻き込んで内輪ノリをしようとした事案がありました。あれだって、陽は陽、陰は陰で層がハッキリしているコンテンツならこんなのは起きっこありません。

この、熱量の差が全く異なるライト層、オタク層を混ぜただけでなく、陽と陰ですら混ぜ合わせたというのが問題点です。

ここまで気持ち悪いと思ってしまうのには苦手意識もあって「私は盛り上がってる、みんなもこんなにメディアに出ているぼざろが好きだよね?」と思うことを強制されるような気分にさせられるのが苦手なんです。
当人は楽しいを発信しているだけで悪気はないと思うけど、です。

この、陽寄りor陽キャの集まったら楽しむことを強制されるような気分になるのが非常に不愉快で苦手なんです。わざわざ言葉にしないでくれって思います。もっとも、Twitterで流れてきちゃうのは諦めて受け入れているしわざわざ書き込んだりしませんが。
これがワンマンライブだったら許せるし本当の内輪であれば良いですけどね。

他にも異質な点がぼざろファンにあって、ファン同士の交流が活発な点です。これは「ファンと交流することで陰キャと認めたくない自分を少しでも陽キャに寄せることで自信を保っておきたいという劣等感の表れ」だとは思いますが、そんなに大人数と群れたいのかって思います。

こういう、みんなで楽しんでるという意識こそ、気持ち悪いという認識を持ってしまった理由です。というより、苦手(大切なことなので2回言いました)。

ここからは幻想の人気についてです。
「ぼざろが人気」というポストを見ることがありますが、私は冷静に見ていて、本当に人気があるかどうかは疑問です。ライブツアーは敢えて小さなハコで行うことで、抽選の落選を多くして幻想の人気を作っているとしか思えません。アニプレックスの営業がトンデモだったのか、ぼざろにあやかって企業が営業をしまくっているかは分かりませんが、本当の人気が不明瞭であることは確かです。等身大の人気が分かってこそですが、難しいでしょうね。
プロモーションが多いほど実際の人気とは乖離している、と思う。
また、ぼざろはライト寄りの人に購入を依存しているように思います。この依存先が崩壊したとたん、一気にぼざろが終わりになると思います。ここで実際の人気が初めて分かると思います。好きですし終わってほしくありませんがね。

以下駄文です。
「陰キャな自分を少しでも陽キャに寄せることで自信を保っておきたい」という一文が思いっきり喜多ちゃん批判になっているように思っちゃいました。だが待ってほしい。
アニメ以降では「自分には何もない、空っぽだ」というセリフを喜多郁代は喋るんですが、この時点で自分の弱い部分をさらけ出して認めていますので、いいんです。
喜多ちゃん推しなのはこのせいですし、虹夏ちゃんは陰キャオーラが隠し切れていないので逆に安心です。ぼっちと山田はそもそも陰キャだからね。

結論「弱さをさらけ出せない仮面を被った人間はつまらん」

2024年8月11日日曜日

ぼざろReReへの批評と考察

私はアニオタであり、ほざろが好きです。ぼざろアンチではありません。アニメ業界の人間でもありません。好きだからこそのお気持ち表明文です。映画としてReReはダメというだけです。1個人の意見として読んで、どうぞ。

さて、土曜日にぼざろReReを観に行きました。
開口一番に申し上げると、つまらなかった。これに尽きます。

新規カットは良かった、OPも良かった、アジカンリスペクトも上々、エピグラフは虹夏のヤバさを認識、喜多ちゃん成分増量...本当にいいところはこれだけです。

悪い面は一言で言えば「総集できていないから」です。
Reのように、7話をバッサリカットするような構成だと思っていたら、ほぼノーカットで9話から12話まで構成してきたわけです。あっと言わせるエピソードカットもなければ新規エピソードもない、あるのは既存に毛が生えた程度。
映画館で曲が聴ける嬉しさを消し飛ばされ、家でも見れるクオリティのものをお出しされて腹すら立っていました。
Reは観ていて爽快で気持ち良かったです。総集もキッチリできていましたし。ただReReは…という。

こんなの、2期放映前にTVで流すぐらいのクオリティですよ。1500円(前売り券)が無駄になったと思わせるというのは相当酷いです。
前売り券があと4回分残っていますが、特典に目を引かれず舞台挨拶が当たらない限り観に行きたくありません。たとえ6000円が紙切れになろうともです。映画館に行って観る苦痛より紙切れになる方がマシですよ。

尺も77分と短めでした。前編は92分だったんですがね。どうしてこうなったんでしょう。
本当なら後編も4話をもうちょっと圧縮して新規エピソードを入れようとしたものの、時間が無くて断念して、尺を延ばし切っても77分が限界だったら笑ってしまいます。前編の公開は春となっていたのが6/7になっていましたし、ギリギリまで粘れてあの日になったのかもしれません。
なぜ、延ばせて6月だったのかも妄想してみました。理由として、舞台とライブツアーがあるからです。9月第2週目は、東京で舞台、大阪でライブ、前編と同じく第5週までやるのであれば全国で映画上映というトリプルパンチになっています。
事実として、劇場総集編はライブ恒星直前に決まったらしく、この時点で歯車が狂っていたのではないでしょうか。舞台の話は元からあったはずで、前篇を23年夏、後編を24年春で想定していたのが、恒星の直前で舞台の後編が24年秋にずれ込むことが発覚し、急遽総集編となったのではないか?と思えてしまいます。
時系列で追うと、
リリースツアー、イベント、ライブ、舞台は既定路線だった
しかし、舞台だけ史実通りの時期になる
一旦劇場総集編でお茶を濁すことに
恒星のウケが良かったのでライブツアー決定
劇場総集編は前後編になってしまった
制作も遅延
各方面に24年の春夏にやると言ってしまって動いていただいていた手前、前編で粘ったうえに後編も公開時期遅延
舞台とReReの上映時期が被るレベルになってしまい、Reの完成期限は史実の公開日前月の5月中旬ぐらいまで
運悪くZepp大阪のライブが9/8になってしまう
となります。こじつけですが、舞台の遅延がすべての引き金だった説です。

つまり、「舞台が遅延しなければ7月と8月にライブツアーをできたし、総集編はやらなかった。穴埋めに総集編をやった結果、ReReはひどい出来になった。舞台が遅延しなければライブツアーの時に総集編or2期の情報を出せたのに。慌ただしく総集編を作ったせいで、本当は新エピソードを入れたかったけど新カットと新OP、新曲を差し込んだだけになってしまい、ReReにいたっては総集する暇すら無かったから適当になってしまった」です。しかも、齋藤監督はフリーレンで忙しかったうえに、けろりらさんも多忙だったらしいという情報から、すでにリソースがパンク寸前だった制作現場だったのではないでしょうか。

今回の総集編で、2期に費やせるリソースを1年以上減らしてしまったことでしょう。2期は来年どころの話じゃなくなった印象を抱かざるを得ません。確かにReは面白かったです。新カットだとかエピグラフが出されたのも良かったです。総集編自体、やるべきではありませんでしたが。

今後のぼざろが歩む未来、見ていきたいです。

8/13追記
18日の舞台挨拶に当選しました。はせみさん水野さんペアです。内容のせいで本当に行きたくありませんが、中の人を見たいので頑張って行こうと思います。24日も申し込みましたが、当たる至らない以前に行けなくなってしまったので申し込みを取り消しました。依頼されて買えなかったグッズもついでに揃えられたらなと思います。

8/19追記
無事に舞台挨拶へ出向けました。見直しという意味で観たので内容の評価は変わりません。グッズは全て揃いました。
はせみさんが台本を新幹線?に忘れたという話が印象的でした。まさかの下手側一般客入口から入退場でしたので拍子抜けでした。通路を通ってバックヤードに引っ込んだんでしょうが、急いでバックヤードに行ったと思うと面白いですね。
同日によぴさんはオーバーロード?の舞台挨拶に出演していたようです。お忙しい…。
先述の通り、特典に目を惹かれなければ3度目の鑑賞はありません。いくらぼざろが好きでも面白いと擁護できないのがReReです。

では。

結局、長野電鉄8500系置き換え車両はどうなるん?

前回の続きです。長電は8500系を2028年度までに置き換えるとしています。その条件は高く、経年 20 年くらいで18メートル。車体幅2800ミリです。 また、2両から3両に改造しやすい車両を希望としています。先頭車改造といった手間は省きたいように思えます。3000系では片方のク...